【2020年度最新】 eBayで中古カメラを無在庫販売できない理由 ~ eBay輸出におけるカメラ転売の弱点 ~
eBayでカメラ売ったら儲かるって聞いたけど本当かな?
eBay輸出でカメラを売りたいけど全然わからない・・・。
この記事では上記のようにお悩みの方に向けた記事になります。
これからeBay輸出でカメラ転売をはじめたいけど本当に売れるの??
このようにお考えのあなたもぜひ本記事を見て現在のeBayにおけるカメラ販売の実態をご確認ください。
【1】eBayでは今もカメラは大人気
【2】カメラ販売の弱点
【3】まとめ
この記事を書いている私はeBay輸出歴7年。
eBay輸出で毎月月収100万円を安定して達成しております。
詳しい経歴や実績はこちらからどうぞ。
eBayでは未だにカメラ輸出が大人気
早速結論ですが・・・
eBayでは10年前も現在もカメラカテゴリーは大人気で売れまくっています!
これは販売履歴を見れば歴然です。
eBayの販売結果ツール「テラピーク」やeBayからSold Listingでぜひ確認してください。
販売国を「Japan」に設定したり検索ワードを「Japan」に設定すると多数のカメラやレンズが出てきます。
これは今も昔も変わっていません。
今からカメラ輸出を始めても十分稼いでいくことができるくらいマーケットとしては大きいです。
そのため、毎年カメラ輸出で人生を逆転させようと思うセラーが多数参入してきています。
ただし、一方でこのカメラレンズカテゴリーの販売を諦めて退場していくセラーも多数います。
売れるのは間違いないカテゴリーではあるものの、カメラ輸出を諦めるセラーがいっぱいいるという矛盾。
そこにはカメラだからこその弱点があるのです。
カメラ販売の弱点
経験を積めば月収100万円稼ぐことも難しくはないカメラ輸出。
それでも毎年多数のセラーがカメラ販売を諦めるには以下の理由があるのです。
【1】検品が難しい
まずはカメラやレンズという商品そのものの問題です。
eBayで人気があるのは新しいミラーレスのようなカメラではなく、もはやビンテージとも言える「フィルムカメラ」。
フィルムカメラはデジタルカメラと違い、その機種機種によって動作確認や検品方法が異なります。
まずカメラにフィルムを入れるという時点でカメラ販売を始める90%のセラーは経験がありません。
ましてやそのカメラカメラの動作方法の知識や経験など皆無。
そのため、おもちゃやゲーム、フィギュアなど他のカテゴリーに比べると、仕入れはできても動作チェックができなくて困ることが多数。
また、見様見真似で検品したカメラが発送後、バイヤーから故障しているとクレームをもらい送料分赤字となってしまうケースなども少なくありません。
だいたいのセラーは上記の失敗を1回2回すると、「割に合わない」と思ってカメラ輸出を諦めます。
【2】仕入れ単価が高額
カメラやレンズの仕入れ単価は安いものであれば1個あたり数千円から仕入れができます。
しかし一方で海外バイヤーから人気があるのは1個あたりの仕入れが1万円を超える商品から。
また、カメラ転売で月収10万円稼ごうと思えば仕入れ金額も毎月50万は必要になります。
いきなりこのような金額を用意できるセラーも20%に満たないです。
そうなると、カメラ販売の中では少ない仕入れ資金である10万円前後から始めるセラーがほとんど。
そうなると、同じように低額仕入れ資金で始めるセラー同士が同じ商品を販売することになります。
みんな考えは同じ。
「早く自分の商品を売りたい」
そのため、ライバルより少しでも安い価格を設定すれば売れると思い込み、赤字ギリギリ、もしくは赤字になってもすぐに売ろうと考えます。
そうなるとライバルも同じことを考え、値下げ合戦の開始。
結果はあなたもわかりますよね??
そう、結局もうからないと考えてみんなカメラ販売をやめてしまうのです。
これも仕入れ金額にある程度余裕があるとライバルが減る市場で戦うことができたり、
気持ちにも余裕があるので中長期的な販売戦略を立てることができたりします。
しかし初心者からするとそんなことより目の前の売上げが大事。
それが結局赤字となれば誰もカメラ輸出をやりたくなくなりますよね・・・。
これが二つ目の理由になります。
無在庫販売が難しい
最後の理由は「無在庫販売が難しい」という点です。
カメラの仕入れは店舗でも仕入れますが、やはり最も流通量が多いのはヤフオク。
しかしカメラ転売はヤフオクでも大人気です。
そのため、カメラ転売の業者が多数ヤフオクにも出品しています。
彼らは多少壊れている、もしくは状態が悪いものでも平気で「動作品」「美品」という文言を使います。
そのため、転売業者から仕入れたカメラは粗悪なものが多いです。
理由はもちろん、「転売業者もカメラの専門家ではなく、単に転売しているだけ」だからです。
せっかくあなたが利益が出るカメラを仕入れができても、実際そのカメラを見てみるとボロボロ。
あなたもがっがりしますよね・・・。
さらにたいていの転売業者は返品を受け付けません。
このような「写真だけはきれいな商品」や「本当に動作しているかわからないカメラ」をあなたは無在庫で販売できますか?
これがeBayでカメラを無在庫販売できない理由です。
もちろんそのほかにも大手のカメラ屋のECサイトから無在庫で出品するという方法もありますが、
基本的に全て価格が高いです。
逆に価格が安い商品はライバルセラーがすぐに仕入れをしてしまいます。
そのため、eBayではカメラセラーは有在庫で勝負するマーケットになっています。
カメラの弱点である仕入れ価格というものを無在庫販売という手法で補うやり方は通用しません。
だからこそeBayでカメラを扱うことを諦めるセラーも少なくありません。
まとめ
これまでeBayにおけるカメラ販売のデメリットを伝えてきました。
上記を読んでいただければ、
「カメラ販売はやっぱり素人では難しいのかな・・・」
と考えることもあるでしょう。
しかし私は全くの素人から1年でカメラ輸出で月収100万円を達成できました。
そう、考え方によっては初心者でもカメラ輸出で成果を出すことはできるのです。
ただやはり他のカテゴリーより難しいと感じたのは事実。
そのため、カメラ輸出を本気でやりたいなら、「eBayで本気で稼いでいきたい」という意思が大事です。
カメラ輸出は中途半端な思いではなく、専門的にこれだけに絞って販売していくという気持ちでスタートしましょう!
大きな金額を稼ぐには初期投資も必要ですが、コツコツ成果を出すやり方もあります。
ぜひカメラ輸出のデメリットも理解したうえで、販売を始めるかどうか考えましょう!